同志社志望の高2生(11)
現代文の指導
今回は、自学で進めてもらっている『現代文読解基礎ドリル』(駿台文庫)の復習の確認をしました。テーマは「論と例」です。
まずは、論と例が《論ー例ー論》というサンドイッチのような「構造」をもっていることを確認しました。この「構造」というのが重要で、文章が単に書き並べられた文字の羅列ではなく、《組み立てられたもの》であることを意識しなければなりません。
論と例の構造のパーツが具体的にどこにあるかは、十分に把握できていたので、さらにその「論」や「例」のなかに内部構造がないかを探してもらいました。
今回は、《逆接》と《対比》が見つかりました。これはこのドリルでも後に扱うものですが、解説では触れられていなかったので、丁寧に検討していきました。
『アメリカニズムの終焉』
こちらは本日は、軽く触れる程度でしたが、フォーディズムとモノのデモクラシーの理解や相互関係が曖昧でしたので、問答しながら、復習していきました。