哲学と精読

共通テストは辛い

古文

同志社志望の高3生(20)

古文の指導 今回は古典文法の発展的事項を取り扱いました。 ・自発の「る・らる」について;自発の状況を捉える ・聴覚推定の「なり」について;聴覚を根拠としない場合 自発の「る・らる」について;自発の状況を捉える 一点目から見ていきましょう。与えら…

同志社志望の高3生(17)

源氏物語を読む 源氏物語を読むということですが、ここ最近は文法的分析が中心になっています。注目せざるを得ないほど複雑なので、いい演習になると思ってるところです。 演習において重要なことは、答えを言い当てることではなく、仮説と検証のプロセスを…

同志社志望の高2生(10)

引き続き源氏物語を読む… 桐壺巻を読んでいます。帝から寵愛されている更衣の局が、桐壺であることがやっと紹介される箇所を読みました。 桐壺は、清涼殿から最も離れたと言ってもよい後宮であり、それゆえに《前渡り》が頻発します。前渡りによって、帝の訪…

同志社志望の高2生(7)

源氏物語を読む 吉海直人『源氏物語入門〈桐壺巻〉を読む』をテキストにして、読み進めています。本書は、基礎的な文法解説こそ割愛されていますが、その分、鑑賞が豊かに記述されています。 鑑賞は、文法や形式論理に基づいた「なるほど」と思わせるものか…